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 さらに、チームの外でも大きなリアクションが起きる心配があります。掛布2軍監督
の退任が発表された9月10日、2軍の鳴尾浜球場には掛布ファンが殺到し、入場制限
が敷かれました。ミスタータイガースの掛布2軍監督はカリスマ的な存在だっただけに、
退任を惜しむ声と同時に「なんでや!!」の声も多く聞こえてきました。

 事の真相を知った掛布ファンが金本阪神に対してどんな思いを描くか、は改めて謎解
きをしなくても分かりますよね。

 つまり掛布退任を“迫った”金本監督には来季以降、これまで以上の結果責任を問う声
がチーム内外から起こる可能性があります。阪神球団とすれば、こうした結果責任を問
う声を最小限度におさめるべく? 長期契約を結ぶ方向です。3年という長期スパンを
示せば、批判の声に対する“防波堤”になると考えるでしょう。

 しかし、それが果たして防波堤になるのかどうか? 来季以降の成績と若手のさらな
る成長しか批判を封印する術はないでしょうね。チームが下位に低迷したり、若手の伸
び悩みが顕著に見られたりすれば、「掛布を外したくせに!!」という声が蔓延(まん
えん)する危険性は大いにありますね。

 掛布2軍監督の就任を希望したのは金本監督でした。それが2年前。ドラフト下位指
名から努力と研鑽(けんさん)で一流選手になった2人には共通した思いがあったので
しょう。金本監督は「野球感が合うから」と掛布2軍監督誕生の理由を話していました
ね。それが2年間の指導の中で大きく変遷してしまったのです。