指導者・松井秀喜氏の今 特別インタビュー(上)「長嶋監督の気持ちが分かる」
https://full-count.jp/2017/09/19/post84699/3/

 指導する立場となって感じるのは、悪い点を指摘するのは簡単だということ。打撃を見ればすぐ気付くし『こうすればいいのに』と言える。
でも指摘されてそれを直すすべを選手が持っているかと言ったら、持っている選手はほとんどいない。
変わる必要性を選手にどう気付かせ、納得させて改善するか。コーチが見て良くなったと評価できる形で、
かつ選手自身の感覚でもいいと思えるものを導き出さなければいけない。指導するうえで一番難しい部分だ。

 指摘することと、変わるように導いてやることは全く別で、両方やって初めて指導者と言える。
『こうなっているから、こうしろよ』と指摘するだけの指導者なら、はっきり言って簡単だ。
本当に賢い選手はいるのかもしれないけど、普通は『じゃあどうしたらいいの』となる。この仕事を3年間やって難しさを痛感している。
納得させて本人が変わるように持っていく。それは日本語を駆使したとしても難しい。自分が突き当たっている壁かなと思う」