新井良太が引退 ファンの記憶刻んだ“兄弟鷹” 10日最後の勇姿
https://www.daily.co.jp/tigers/2017/10/10/0010628927.shtml

 阪神の新井良太内野手(34)が、今季限りで現役を引退することが9日、分かった。
12年目の今季は若返りを図るチーム状況もあって、ここまでの1軍出場はわずか16
試合で1安打。来季去就を熟考する中で、ユニホームを脱ぐ決断を下した。今後につい
ては未定だが、10日・中日戦が現役最後のユニホーム姿になる。近日中に正式発表さ
れ、11日にも会見を開く。

 移り行く季節の中で現役生活の終止符を決めた。まだできる、もうできない…。熟考
の末、新井良がレギュラーシーズン最終戦を前に引退を決断した。プロ12年目の34
歳。開幕1軍入りした今季は、2度の抹消などでわずか16試合の出場。若返るチーム
の中、出場機会も減っていた。

 記憶に残るプレーヤーだった。「新井の弟」として、2005年度の大学・社会人ド
ラフト4巡目で中日に入団。10年オフに水田との交換トレードで、兄・貴浩も在籍す
る阪神に移籍した。11年にプロ野球史上初めて同一年に同一チーム所属の兄弟でサヨ
ナラ安打。翌12年には史上3組目の兄弟アベック本塁打も記録した。

 13年には4番で開幕スタメン。自己最多の119試合に出場し、自己最高の14本
塁打&51打点をマーク。「もう後がない」と背水覚悟で臨んだ今季は、なかなか出場
機会に恵まれなかった。それでも4月22日には出場選手登録が8年に達し、国内FA
権の資格取得条件を満たした。