今週の週刊ベースボール 川口和久コラム 澤村、戦う相手を間違えるな!

・今の巨人にはグラウンド外で逆風が吹いている「澤村問題」さ。
・澤村が2年目に春季キャンプに来た時、唖然とした。どう見たって筋肉のつけ過ぎ、ブルペンでピッチングを見たら、
肩の可動域が前年の半分くらいになっていた。あれじゃ長いイニングは投げられない。トレーナーに「なんで、あんな
トレーニングをさせたんだ」と文句を言った。その年は10勝10敗で防御率も落とした。
・誰でも失敗はあるし、それを肥やしにすればいいが、あいつは自分のやり方を変えなかった。ウエートをガンガン
やって案の定、2年連続でまったくダメ。俺もあいつにはいろいろ言ったし、監督も起用法や指導法で何度も衝突した。

・今年は故障もあって2軍スタート。噂で聞こえてくるのは、新聞記者に「1軍はなんで俺を使ってくれないのか」と
愚痴っていたという話。選手がコーチに意見、不満をぶつけるのは仕方ないが、マスコミにそれを言ったら、話が
おかしな方向へ膨らむだけ。
・トレーナーの針治療で神経麻痺。本当に針かはわからないが、これがどういう波紋を広げるかは考えてほしかった。
チームがCS進出をかけて必死に戦っている時に、自分のことだけ言うなよ。チーム内ですませればいい。マスコミに
言って話を広げるのはやめてほしかった。澤村には後輩から慕われ、目標とされる投手になってほしい。