2017.10.15 05:02
“梅バズーカ”発射!阪神・梅野、自慢の強肩で不穏な空気吹き飛ばした
http://www.sanspo.com/baseball/news/20171015/tig17101505020004-n1.html

 「大きかったです。(盗塁を)警戒して、ボール球を使いながらになったことはラン
ディ(メッセンジャー)には申し訳ないけど、粘り勝ちできました。キャッチャーとし
て、よかった(プレーだ)と思います」

 0−0の五回。先頭の梶谷に右前打を許した。両チーム通じて初となる無死からの走
者。試合が動き出す予感…。次打者の嶺井にはウエストを入れるなど警戒しながら、カ
ウント2−2から7球目。嶺井を空振り三振に仕留め、スタートを切った梶谷も矢のよ
うな送球で刺した。今季21盗塁で成功率87・5%の男を止め、エースを助けるビッ
グプレーとなった。

 悔しい思いがある。1年目の2014年。チーム捕手最多の92試合に出場し、7本
塁打を放った。しかし日本シリーズを含むポストシーズン11試合は途中出場1試合の
み。藤井、鶴岡のベテランがマスクを託される姿をベンチで見ているしかなかった。1
5年の巨人とのファーストステージは2試合に出場もチームは1勝2敗で敗退−。

 今季は14年以来となるチーム捕手最多出場(112試合)で、盗塁阻止率もリーグ
2位の・379。球宴にもファン投票で初選出された。ライバルの坂本が故障から復帰
したが、大事な初戦の先発マスクを任され、燃えないわけがなかった。

 「(無失点は)捕手として自信になる。日本一を目指す中で、頭(初戦)をとれてホ
ッとしています」

 4投手を完封リレーに導き、安堵の吐息。しかし、その表情はすぐに引き締まった。