10月7日 日刊ゲンダイ 元横浜高校野球部部長:小倉清一郎 

・早実清宮、広陵中村より私が“二重丸”をつける高校生捕手 �A

安田は大柄な体格を生かし、パンチ力がある。W杯では打率.324と中軸で唯一、木製バットへの対応力を見せた。
三塁手なのもいい。筒香も高校時代は主に三塁を守っていた。広陵の中村奨成は夏の甲子園で32年ぶりに記録を
更新する6発を放ち、時の人となった。捕手ながら、走、攻、守の三拍子が揃っているのは魅力だが、W杯では
打率.120とサッパリ。同じ捕手でも私が買っているのは、九州学院の村上宗隆である。高校通算52本の打てる
捕手。行き当たりばったりではなく、よく考えたリードをする。総合力で中村に匹敵する。上位候補に入るとみて
いる。最近は秀岳館の川端健斗や大阪桐蔭の徳山壮磨のような、有力選手の大学進学希望が目立つ。清宮のような
バリバリの1位候補でないなら、私はいいと思う。高校生は4位以下の下位指名が多い。仮に契約金が4000万円
とすると、税金を引いて手取りは2800万円くらいになってしまう。もし大学から1位で入団すれば、契約金は
8000万円から1億円。税金を引かれても雲泥の差だ。私は「迷ったら大学へ行って1位で指名される選手に
なりなさい」と指導してきた。これが高校生のためだからである。