トライアウト受験の元チームメートの練習手伝う中日・高橋周平の恩返し
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 中日・高橋周平内野手(23)が10日、秋季キャンプの休日返上で早朝8時半から汗を流した。といっても自身の練習のためではない。
今オフに戦力外となり、15日の12球団合同トライアウト(マツダ)を受験する赤坂、古本、岸本ら元チームメートの練習の手伝いを買って出たのだ。

 連日、ナゴヤ球場のキャンプで朝9時半から夕方暗くなるまで練習しているだけに「疲れてますけどね」と言うが、この日は自らマウンドに立って
打撃投手を務める場面も。高橋は「お世話になった先輩のために感謝の気持ちを込めて投げました。岸もん(岸本)もかわいかった後輩ですし
、プライベートもずっと一緒でいろんな話を聞いてもらったので(トライアウト受験前の)最後に何かしたかった」と理由を説明した。

 そんな高橋にチーム関係者は「周平は変わったね。正直、これまでは自分のことしか考えられないぐらい手一杯だったのに、
貴重な休日を返上してまで一肌脱ぐなんて、随分と大人になった」と目を細める。6年目の高橋は今季41試合の出場にとどまり、
打率2割3分3厘、2本塁打、10打点。大器と言われながら伸び悩んでいるが、
別の関係者は「一番お世話になった先輩の古本や年下の岸本まで戦力外になって、周平は自分への危機感もあるはず。
手伝いながら、そうならないために奮い立つところもあると思うし、来年こそ殻を破ってくれるのでは」と期待を寄せた。
内面的にも成長している高橋の株が急上昇中だ。