7球団以上が競合?注目したい「清宮じゃない」選択
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/24/kiji/20171024s00001173116000c.html

 パ・リーグCSファイナルステージでソフトバンクを苦しめた楽天のベンチで、与田
剛投手コーチが投手陣の手綱を握っていた。2位躍進の西武の前ヘッドコーチで、今季
はファームを指揮したのが潮崎哲也2軍監督。セ・リーグ連覇の広島の戦力を支えるフ
ァームには佐々岡真司投手コーチがいる。この3人、プロ入りは同じ年だった。野茂英
雄(新日鉄堺→近鉄)に史上最多の8球団が競合した1989年ドラフトで、「野茂じ
ゃない」選択をした球団から単独指名を受けた。

 1年目の90年からパのタイトルを総なめした野茂。張り合うようにセで新人王にな
ったのが、NTT東京から中日入りして31セーブを挙げた与田だ。松下電器から西武
入りした潮崎は個人タイトルの野茂に対し、チームタイトルであるリーグ優勝、日本一
の両方で胴上げ投手に。NTT中国→広島の佐々岡は与田と新人王を争い、2年目の9
1年には優勝、MVPと満開の花を咲かせた。「野茂じゃない」選択のもう1人、慶大
→巨人の大森剛こそ通算5本塁打と鳴かず飛ばずだったが、野茂の外れ1位も佐々木主
浩(東北福祉大→大洋)らがいる空前の「当たり年」となった。

 次の90年ドラフトは亜大・小池秀郎に8球団が集結。ロッテ入団を拒否した小池の
いないパで91年の新人王になったのが、オリックスに単独1位指名された長谷川滋利
だ。「小池じゃない」単独指名は他に元木大介(浪人→巨人)、木村恵二(日本生命→
ダイエー)、水尾嘉隆(福井工大→大洋)の顔ぶれだった。