2017.10.27 05:05
阪神ドラ1・馬場、14魔球+最速155キロの東北NO.1右腕/ドラフト
http://www.sanspo.com/baseball/news/20171027/tig17102705050003-n1.html

 「まさか1位とは思わなかった。ビックリと安心の2つの気持ち。阪神はすごく強い
チームでファンも多いし、自分も楽しみ。1年目から活躍できる投球をしたいです」

 早実高・清宮、履正社高・安田の抽選から回った虎と鷹が、奪い合った。“外れ外れ
1位”ではあっても、素材は間違いなく一級品だ。それまでの抽選では残っていなかっ
た「交渉権」をようやく握りしめた金本監督は東京都内のドラフト会場で「本当に馬力
のあるというか。球速も150キロを超えますし。タフな投手という印象です」とホッ
としたような笑顔を見せた。

 虎将が期待した通り、どこまでもタフだ。最速155キロを誇りながら、肩肘の大き
なけがの経験もなく頑丈そのもの。今秋の仙台六大学リーグ戦は5勝0敗。37回を投
げ、60三振を奪い、優勝に貢献した。奪三振率はなんと14・59!! 先発だけで
なくリリーフの適性もある。仙台大・森本吉謙監督が明かす。

 「球種が豊富で、相手の狙い球を外しやすい。7つあると言っているけど、カウント、
空振りを取る球で使い分けられるから『×2』なんです」

 七色だが、七色どころではない。カットボール、縦のスライダー、横のスライダー、
カーブ、チェンジアップ、さらにスプリットは2種あり計7種。これらを“出し入れ”自
在に組み立てれば「計14球種」となる。もちろんそこに155キロの真っすぐが加わ
るが、投球の7割が変化球だ。タフさと器用さを兼ね備えた、大器の中の大器だ。