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 仮にグリエルにワールドシリーズでの出場停止処分を科した場合には、選手会が異議
申し立てをし、メジャーリーグの一年を締めくくる大事なシリーズが混乱していたこと
を指摘。コミッッショナーが、その最悪事態を避けて同時に理に適った処分を下したこ
とを評価した。

 同記事は「グリエルの処分は筋の通ったものだろう。2012年にはトロントの遊撃手
だったエスコバルが同性愛者への差別発言で3試合出場停止になり、今年はトロントの
ピラーとオークランドのジョイスが同性愛者への差別発言で2試合の出場停止処分とな
っっている」とも続けた。

 ワールドシリーズ中の出場停止処分は避けたが、他の差別発言への罰よりも、数試合
重い出場停止処分にしたことも「筋が通った処分」と評価した理由のひとつだろう。

 また、ニューヨーク・タイムズ紙は、「レギュラーシーズンで、同様の処分があった
場合は、選手は異議申し立ての全てのプロセスが終了するまで出場が認められる。ポス
トシーズンは、異なるタイムテーブルで行われている。選手会が異議申し立てをした場
合には、ワールドシリーズは混乱にも対応しなければいけない。マンフレッドは、記者
会見ではこれについてははっきりと話していないが、この種の混乱を避けたかったのか
もしれない」と、コミッショナーがワールドシリーズ中の処分を避けた背景を分析して
いる。