第109回【小関順二のドラフト指名予想】東京ヤクルトスワローズ編 
「最優先は即戦力投手か」

■清宮幸太郎はヤクルトの補強ポイントか
 マスコミの論調ではヤクルトは1位で清宮を入札すると言われている。
17年チーム防御率はリーグ最下位、リーグ成績5位だった16年は打率が2位、防御率が6位、優勝した15年は打率が1位、防御率が4位だから「打高投低」はここ数年常態化している。
そして今月上旬には主力の小川 泰弘と星 知弥が故障したヒジを手術し、全治は未定だという。小川、星が来季戦力にならないと想定すれば先発陣は石川 雅規、原 樹理、ブキャナン、山中 浩史、由規くらいしか名前が挙がらない。
そんな状況で本当に清宮を指名していいのだろうか。

■即戦力投手・田嶋が最有力か
投手で1位指名されそうなのは大学、社会人で田嶋、東(立命館大)、永野 (Honda)の左腕と、鈴木(ヤマハ)、馬場(仙台大)の右腕である。この中で即戦力度が最も高いのは田嶋なので、ヤクルトが1位入札で向かわなければいけないのは田嶋ということになる。

■2位指名
2位指名も即戦力投手主体で考えたい。ここからは入札ではなく成績下位球団から指名していくので、ヤクルトはロッテに次ぐ2番目ということになる。
1位指名選手を除くと、ヤクルトは2位で高橋 (亜細亜大)、宮川 (上武大)、西村 (NTT東日本)、高橋 礼(専修大)、鈴木 (東北学院大)、草場 (九州産業大)を指名できることになる。
仮に1位田嶋、2位で西村を獲得できても投手陣は厳しいままだが、清宮の当たりくじを引き当て、薄っぺらな投手陣を抱えて来シーズン戦うより賢明である。