・・・オコトマリツ?
 異例の乱闘騒ぎとなったJ1第33節・清水−神戸戦(24日=アイスタ)について、Jリーグが慎重に調査を続けている。元ドイツ代表のレジェンドの処分もポイントのひとつだ。

 何しろ後半ロスタイムが約20分もある異様な試合だった。3−2と神戸がリードしてロスタイムに突入。当初の表示は4分だったが、負傷交代が相次いだこともあって、終了の笛はなかなか吹かれない。
ロスタイム14分、清水は捨て身の攻撃参加に出たGK六反のヘディングシュートが決まり、土壇場で同点に追いついた。
収まらないのが神戸サイドだ。1分後、FWウェリントン(30)が清水MF石毛に体当たりを食らわせる悪質なファウルで1枚目のイエロー。これをきっかけに両チームの選手、スタッフの間で乱闘が発生した。
この間、神戸のレジェンド2人のうち、元スペイン代表MFイニエスタ(34)は興奮する選手を引きはがそうとしていたが、元ドイツ代表MFポドルスキ(33)は相手ベンチ付近で激しくもみ合っている。
 結局、騒動の起点となったウェリントンは2枚目のイエローを受け退場処分。納得がいかず審判に食ってかかり、仲裁に入った相手GK六反の胸ぐらをつかんで投げ飛ばすご乱行にまで及んだ。
ロスタイム19分に笛が吹かれ引き分けに終わると、ポドルスキらが主審を取り囲み、スタンドからは大ブーイングが降り注いだ。試合終了後、神戸はJリーグに意見書を送付。
ロスタイム突入後、試合を終わらせるタイミングが何度もあったにも関わらず、何の説明もなく続行させたことを問題視している。また、ウェリントンが六反を投げ飛ばしたのは、その前に清水側から物がピッチ上に投げ込まれたためだと主張している。
一方で、映像をチェックしたJ関係者の間からは「乱闘の中で、ポドルスキの暴力行為が目に余る。なんらかのペナルティーを科すべき」との声があがっている。
ただイエローカードが両チーム合わせて7枚、退場者も2人出た大乱戦にあって、ポドルスキは警告の対象にもなっていない。“後付け”の処分には反発も予想される。今週中にも下されるリーグの判断に注目だ。