阪神高木寮長、厳格さと気遣いで選手を人材育成
[2018年11月6日10時47分]
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201811050000744.html

 高木さんは「家族と過ごす時間を持ちたい」と打ち明けた。本人の正義感を知るだ
けに、どれだけ自分を犠牲にしてきたかは、容易に察することができる。

 「2軍」の位置付けはチームの将来を左右する。プロスポーツの取材では、タニマ
チ、女、酒、暴力団からの“甘い蜜”にはまって短命に終わる姿にも接してきた。お山
の大将で入ってくる高卒、大卒選手にとって、一般社会に出るのと同じ。技術を磨く
修業の場でありながら、人間形成のプロセスにある。

 1軍でプレーする選手は限られ、スターになるのは一握りだ。ユニホームを脱いだ後
も、社会で役立つ人材を育てる役割が、ファームには課せられている。

 別府大付の後輩で09年オフに阪神入りした城島健司がユニホームの前ボタンを外し
ていると、襟を正すように指摘したのは、先輩の高木さんだった。