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 福島・聖光学院高の3年時、夏の甲子園でスタンドから声援を送っただけに、「あ
の時の悔しい気持ちをぶつけたいです」と力を込める。最速151キロ右腕が見据え
るのは“伝統の一戦”だ。もともと大のG党だった祖父母は、湯浅の指名から一転、虎
党に転身した。「G戦で活躍? そうですね。(祖父母も)うれしいと喜んでくれて、
ジャイアンツの物はすべてしまったみたいです」と笑顔。三重県尾鷲市の実家で精肉
店を営む父・栄一さん(47)も「もう一家で阪神ファンです」と今では六甲おろし
を口ずさみながら仕事に励む。

 「1年目から活躍できるように、このオフからしっかりトレーニングしていきたい
です」。家族の応援も力に、かつては投げられなかった聖地で巨人を倒す。(箭内桃子)


湯浅について阪神・筒井スカウト
「真っすぐもそうだしトータルのピッチャーとしても期待していますが、それ以上に
気持ちの部分。『1年目からやってやる』という気持ちをすごく感じます」

湯浅 京己(ゆあさ・あつき)
 1999(平成11)年7月17日生まれ、19歳。三重県出身。福島・聖光学院
高では2年秋まで成長痛による腰痛が出た影響で記録員を務め、同年冬に内野手から
投手に転向。3年春、夏の県大会ベンチ入り。今季からBCリーグ富山に入団し、威
力のある直球とカットボールを武器に先発として活躍。1メートル83、88キロ。
右投げ右打ち。