阪神新井コーチが引退の兄へ贈る言葉「ありがとう」
[2018年11月6日10時28分 ]
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201811060000247.html

 阪神新井良太2軍打撃コーチ(35)が秋季キャンプ休日の5日、今季限りで現役を引
退した兄、広島新井貴浩内野手(41)への感謝を言葉にした。9月に兄が現役引退を
表明した直後はシーズン中ということもあって多くを語らなかったが、2日前の日本シ
リーズ終了を受けて思いを激白。今、伝えたい言葉は「ずっとすごい兄ちゃんでいて
くれてありがとう」だった。

 ホークスナインが一斉にマウンドへ駆けだす。一塁ベンチから静かにグラウンドを
見つめる兄の姿を、弟はジッと目に焼きつけた。

 「試合は全部見させてもらったよ。最後の方はもう『打て!』『もう1回、回ってこ
い!』と普通に応援していた」

 11月3日。新井2軍打撃コーチは兵庫・西宮市内の自宅で、日本シリーズ第6戦・広
島−ソフトバンク戦(マツダスタジアム)を見守った。兄貴浩は2点を追う8回、先頭
で代打登場して遊ゴロ。そのまま一塁守備に就くも2打席目は回ってこなかった。悲願
の日本一を達成できないまま現役引退。それでも弟は、最後まで大歓声と割れんばか
りの拍手を浴び続けた兄の姿が誇らしかった。