失明した兄「なんで俺なんだ」 決意の弟は同じ野球部へ
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> 2歳年上の兄の背中を追い、小1からソフトボールを始めた。毎朝、家の近くの空き地で父と兄と「朝練」をした。キャッチボールやノック、打撃練習……。軟式野球をしていた中学でも続けた。

 しかし、中2の夏。千葉明徳野球部の1年だった兄が、片目に送球があたって失明した。距離感がつかめなくなり、選手として致命的なけがだった。

 「お前は野球を楽しんでくれ」。病室では明るく言われたが、毎晩のように「なんでおれなんだ」と泣いていると知っていた。