素晴らしい記事
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190810-00013123-bunshun-spo

「叶わなかった未来を、みんなタケヒロに託しているんですよ」

石川は兄貴分の内川や村田、藤田もいなくなって切磋琢磨できる同年代も少なくて。
そういう意味じゃずっとかわいそうな役回りだった。

「ストイックゆえに勘違いされる、自分への怒りがやる気ない風に見えてしまいヤジの格好の餌食だ」。
ライターの村瀬秀信は言う。「タケヒロは心の声を聞くためにしてたんだ、耳栓を」。

当時の私は、全部石川雄洋のせいにしてきた。
石川がベイスターズを変えてくれたらという願いと、石川がベイスターズを変えてくれないからという恨み。
光を、希望の片鱗を、何でもいいからもっと見せてくれと思っていた。

 でも見せていた。石川はずっとベイスターズに、小さな光を灯し続けていた。
みんなが去っていく中、火が消えないように、一人コツコツと番をして。
それはいつしか大きな炎となり、誰もが息を飲んだ、チームの連敗を止めるあのホームランを東京ドームに叩き込み、
走って走って恐れずベースに飛び込んで、1000本安打という栄冠を掴んだ。

愚直にいつもそこにいて、ケーキ食べたぁって気持ちにさせてくれる。気づかなかった。
今こんなにもコージーコーナーが愛おしい。石川雄洋が、愛おしい。