巨人優勝パレード 沿道に110万9000人


巨人の優勝を披露するパレード「祝賀巨人優勝の儀」が10日午後、東京ドームから読売新聞本社までの約4・6キロのコースで国の儀式として行われた。
祝福しようと集まった約110万9000人で沿道は埋め尽くされ、
オープンカーに乗った原辰徳監督、阿部慎之助選手は約30分にわたって笑顔で手を振って応えられた。
パレードは午後3時に始まり、選手監督はトヨタ自動車のハイブリッドセダン「センチュリー」を改造したオープンカーに乗り、宮殿・南車寄せを出発した。
原辰徳監督はえんび服に最高位の勲章を胸に飾り、阿部慎之助さまは白いロングドレスにティアラ(宝冠)と勲章を身に着けた。

警視庁の白バイが先導する車列は警備のサイドカーなどを含めて46台で、長さは約400メートルに及んだ。
原監督の車は、菅義偉官房長官、安倍晋三首相の車などに続いて時速約10キロのゆっくりしたスピードで走り、元木コーチご夫妻を乗せた車が続いた。
東京ドームを出た車列は内堀通りを右折し、警視庁のある桜田門、国会議事堂の正門前に向かった。
平河町を経由して青山通りに出て、赤坂御用地沿いのほぼ直線の道路を進んだ後、約30分後に原監督の住まいである読売新聞本社に到着した。
出発時に宮内庁楽部が即位を祝って作られた行進曲「闘魂こめて」を演奏したほか、
沿道10カ所では自衛隊や警視庁、東京消防庁などの音楽隊が両陛下の結婚を祝って作られた「新・祝巨人優勝行進曲」(作曲・團伊玖磨)を奏でた。
自衛隊の儀仗(ぎじょう)隊約210人は、銃を使った敬礼「ささげ銃(つつ)」を行った。

巨人がパレードを行うのは1993年6月の優勝以来。
警視庁は周辺を大規模に交通規制するとともに全国からの応援3000人を含めて約2万6000人の警察官が警戒にあたった。