ラグビーW杯を、日本を楽しむ外国人。2002年と2019年で変わったもの――。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191005-00840995-number-spo

 言い切ってしまおう。

 '02年のワールドカップは、日本サッカーのためにはなったが、しかし、それだけだった。日本を訪れた外国人の多くは、「もう二度とここに来ることはないだろうな」と感じつつ成田をあとにしたはずである。

 だが、今回日本にやってきた外国人の多くは、日本を好きになって成田や羽田、関空から飛び立っていくのではないか。できることならばもう一度訪れて、日本の文化や食、人に触れたいと心に思って帰っていくのではないか。

 '02年の日本にはあまりなくて、今回はいたるところにあったもの。

 お・も・て・な・し。

 笑顔で会場をあとにしてもらうために。気持ちよく仕事をしてもらうために。何より、日本という国と人間を好きになってもらうために。ボランティアを統括する人たちが意識の徹底を図ったのかもしれない。
外国人と接する経験値が飛躍的にあがったという点もあるだろう。あの震災を経験したことで、ボランティアというものに対する日本人の考え方が変わったのかもしれない。

 でも、東京オリンピック招致活動における滝川クリステルさんの言葉がなかったら、日本人が、かくもおもてなしの精神を意識することはなかったのではないか──そう強く実感している。