桐光・安達 12被安打も完投勝利「ムキにならずにいけたのが良かった」
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秋季高校野球関東大会 1回戦 桐光学園4−2霞ヶ浦 ( 2019年10月19日 高崎城南 )

 第72回秋季高校野球関東大会は19日、上毛新聞敷島球場などで開幕し、1回戦3試合が行われた。
2年ぶりに出場した桐光学園(神奈川)はプロ注目左腕・安達壮汰投手(2年)が12安打されながら完投。
4―2で霞ケ浦(茨城)を下し、19年ぶりの初戦突破。また東海大相模(神奈川)が駿台甲府(山梨)を、習志野(千葉)が前橋育英(群馬)をそれぞれ破った。

 12安打を浴びながらも粘り強く完投した。安達は「今までで一番調子が悪かった。でもムキにならずにいけたのが良かった」と汗を拭った。

 2年春からエースで4番の二刀流。今秋県大会では横浜隼人、鎌倉学園、慶応、横浜などを次々と下して準優勝し2年ぶりの関東大会に導いた。
県大会後カーブの習得を目指して投げ込んでいた影響もあり、この日は「力が入らなかった」。
最速143キロの直球はこの日は136キロにとどまり、6回まで毎回走者を背負った。それでも、自慢の制球力で要所は内角を攻めてピンチをしのいだ。

 5球団のスカウトが視察し、阪神の吉野誠スカウトは「ひと冬越えてどこまで伸びるか楽しみ」と評した。
春は19年ぶり、春夏では7年ぶりとなる聖地当確まであと1勝。「次も踏ん張りたい」と安達は力を込めた。 (松井 いつき)

 ◆安達 壮汰(あだち・そうた)2002年(平14)7月19日生まれ、兵庫県出身の17歳。小1から野球を始める。
親の仕事の都合で東京に移り中学時代は志村ボーイズでプレー。中3時にU15日本代表に野手として選ばれ、アジアチャレンジマッチ優勝に貢献。
桐光学園では1年春からベンチ入り。1メートル81、81キロ。左投げ左打ち。