週刊ベースボールONLINE 岡田彰布のそらそうよ

 プロ野球は今、秋季練習、秋季キャンプの真っただ中。2020年シーズンはすでに始まっているのだ。監督の立場として、この時期は楽しみでいっぱいやろうね。
19年シーズンの反省をしつつ、選手個々のレベルアップが期待できる時期で、その手応えをストレートに感じ取れる。これがたまらなくうれしい。ホンマ、実りの秋とはこのことよ。

 一方で話題はストーブ・リーグ。来季に向けて、人事が注目され、スポーツ新聞がにぎやかになる。もう日本シリーズは、過ぎ去ったこと……。そんな感じになっている。でもネ、オレは思うんよね。
「これでいいのか、セ・リーグよ!」と。今年の日本シリーズ、オレの期待はもろくも崩れ落ちた。セのチャンピオン、巨人がソフトバンクに4連敗。これには、いろいろな要因はあっただろうけど、
突き詰めれば、完全な力負け。何も言い訳できない。

 ここ数年、いやもう少し長いスパンで振り返っても、日本の野球は“パ高セ低”がハッキリと出ている。かつての巨人V9などは過去の過去や。
今となっては、ホンマ、夢のような話である。今年の日本シリーズが象徴しているように、なぜ、ここまで優劣が出たのか。そもそも論として、
パ・リーグに真の力があるということは事実として認めないかんやろう。オレは04年から5年間、阪神の監督を務めた後、10年から3年間、
オリックスの監督をやった。両リーグの監督の経験で言えるのは・・・

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