キューバで若者に人気のサッカー、国技の野球を脅かす存在に成長
2018年12月26日
https://www.afpbb.com/articles/-/3199001

40年にわたり野球の若手有望株を指導しているハンベルト・ニコラス・レイエスさんは、
「サッカーは以前、底辺の存在だったのに、今では国技としてトップの地位まで上りつつある」と諦めた様子で話した。
レイエスさんは、米大リーグのスター選手であるヨンダー・アロンソや、元選手のアレックス・サンチェス氏らを若手時代に指導した
経歴があり、そのことを誇りにしている。しかし最近は、子どもたちにグローブを使った捕球の仕方を身振りで教えても、
「ほとんどの子どもたちがサッカーの方にいってしまう」とこぼした。
昔ながらの野球ファンを抑え、キューバでサッカーフィーバーが巻き起こっている背景には、テレビ局の役割が大きい。
65歳の野球ファンであるエドゥアルド・メディナさんは、「午後2時には野球が8試合行われているのに、どれもテレビ中継されていない。
代わりに、FCバルセロナの試合がやっている」と明かした。
キューバ野球の聖地であるエスタディオ・ラティーノアメリカーノの観客席から、同国サッカーリーグのラ・ハバナとラス・トゥナスの試合を
見下ろしながら、メディナさんは「これが何を物語るかって? サッカーが徐々に野球を締め出しているんだ」と話した。