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巨人「築地新球場」計画が頓挫……。
東京ドーム大改修で、“悲願”ならず。
https://number.bunshun.jp/articles/amp/844665?page=1
築地新球場計画が頓挫してしまった。

 そして最も現実味のある候補地として浮上したのが、東京中央卸売市場の豊洲移転による跡地を利用した築地新球場計画だった。

 築地は東京メトロ日比谷線と都営大江戸線の駅が近接し新橋、銀座、有楽町から徒歩圏とアクセス条件は整っている。

 しかも親会社の読売新聞社にとって最大の魅力は、築地市場が宿敵・朝日新聞の東京本社の目の前にあるということ。
そこに読売グループの象徴である巨人の本拠地球場を建てる計画は、実際問題としてかなり具体的に進んでいた。しかし'16年の小池百合子東京都知事の就任で流れが一変してしまった。

 同知事は築地市場跡地には「食のテーマパーク機能を有する新たな場とする」という計画を掲げ、跡地問題は一気に振り出しに戻った。
そうして巨人の築地新球場構想も宙ぶらりんのままに頓挫してしまったのである。

自前の球場を持たない弊害。

 その後は代々木公園の再開発計画地なども候補に上がったが、5万人規模の球場建設には敷地面積が不足するなど条件を満たす候補地はなく、
結果的に東京ドームの大改修で新時代に臨むことになった訳だ。

 今回の改修費100億円というのは、マツダスタジアムの総工費が約140億円だったことを考えると、いかに大規模なものかが分かるはずだ。

 東京ドームと読売グループがそれだけ力を入れて取り組む改修だったが、その一方で今回のコロナ禍により改めてクローズアップされたのは、
やはり自前の球場を持たない弊害だった。