https://news.yahoo.co.jp/articles/b794a4ac304e0541f05a5d7ffea13615923f66b5
大谷翔平が小学5年生の道徳教材になった理由 自然体でこなすゴミ拾いは編集長も魅了

> 小学校では2018年度から教科となった道徳。大谷は光村図書の教科書で、小学5年生の4月に学ぶトップバッターとして登場している。タイトルは「夢を実現するためには」だ。

 ドラフト1位で8球団に指名されるという目標に向かい、大谷が花巻東高時代に作成していた“マンダラ”として知られる目標達成シートを紹介しつつ、達成のための道筋を描き、コツコツと努力する大切さが子ども向けに説かれた内容。具体的なエピソードとしては中学3年間で球速を毎年5キロ、高校では毎年10キロ向上させ、最終的に高3で160キロの到達を目指していたことが記されている。

 渋谷さんは「希望と勇気、努力と強い意志」のテーマについて子どもたちに考えてもらう上で、目標に向かって真摯に突き進む大谷の姿を教材として扱うことが最適だと判断した。5年生の教科書の一番始めに登場させたのにも、実は狙いがある。

「5年生は高学年になる年で、学校の中でも責任のある学年になります。子どもたちがしっかりし、張り切る学年。雲の上の人かもしれないけれど、大谷さんだってコツコツ努力して今がある。張り切っている5年生の4月最初の教材に持ってくることで『今年1年、こんな目標を持ってみよう』と自分に落として考え、学んでもらうことが狙いです」

 教科書では、子どもたちが実際に簡易的な目標達成シートを作れるようにもなっている。1年の目標を考える4月にはピッタリで、担任の先生も一緒に考えることだってできる。

 思考を“見える化”することで目標を達成しやすく、実際に教科書を使っている学校の先生にも評判が良い。「こちらの意図や狙いに合致したようでよかった。例示されている大谷さんのシートも、書かれていることが地に足がついていて、一つ一つ凄く丁寧。子どもたちもイメージしやすいし、達成の仕方が凄く具体的」と渋谷さんは頷いた。

道徳の教材で取り扱う人物として推奨されているのは、子どもたちに身近で、世界で活躍している人物などだが、最も注意するべき点は「評価が安定している」こと。なぜなら、一度採用された教科書は4年間使われることが原則だからだ。