>>453
肉体だけでなく感覚も超人的。少し脂肪がついたと感じたときのダイエット法も独特だ。

「ちょっとお腹がプニュッとしてきたなと思ったら、散歩しながら一生懸命考え事をするんです。今ならとにかくチームのこと、プロ野球のこと。集中して脳みそを使っているとカロリーをどんどん消費するし、お腹も空かない。そういう“シンキング散歩”を3〜4日続けたらすぐにお腹も引き締まります」

インタビュー中も、1時間ほど集中して話したBIGBOSSは「ちょっと甘いものを食べていいですか?」とチョコレートをつまんだ。本当にカラダが求めるモノに敏感なのだ。ちなみに睡眠は90分の倍数が調子いいのだとか。

「6時間か7時間半がベスト。短いときでも5時間寝るんじゃなくて4時間半にすると、すっと目が覚めます。昔誰かから教わった理論なんですけど、あのエジソンも3時間睡眠だったとか。そういえばうちの親父も明け方まで酒を飲んでても、3時間寝るだけで元気に仕事に行っていたなあって(笑)」

子どもの頃から身体能力抜群でスポーツ万能。運動会やマラソン大会は常にぶっちぎりの1位。小学校の体育の授業では、教師ができないような鉄棒や跳び箱を軽々やってのけていたという。

「サッカー、バスケ、バレーなどの球技も得意でした。唯一苦手だったのが野球だったんです。だからこそ夢中になったんでしょうね。プロ野球選手になりたいと思って、毎日ひとりで練習していました」

>現役時代のBIGBOSSは、練習嫌いで知られていた。「デニムパンツが似合わなくなるからお尻は鍛えない」と言ったとか、言わないとか。そんな彼に監督が務まるのだろうか?

「あれは、自己演出(笑)。練習しなくてもすごい、新庄は天才だって思われたくて練習していないフリをしていたんです。実際若手の頃は誰よりも練習していましたよ。朝は誰よりも早く練習場に行って、みんなが来る頃になったらいったん外に出て、今来ましたって顔で入っていく。

夜もみんなが帰るのを待って、こっそり鍵を開けてもらって練習していました。やっぱり活躍しようと思ったら練習は必要。僕は選手が心から野球を楽しめるようなチームを作りたいと思っているけど、そのためには厳しくならざるを得ない。楽しいけど厳しい、厳しいけど楽しいチームを目指します」