阪神、たたき上げの平田勝男2軍監督の育成力 ウエスタンリーグでVマジック「6」を点灯、2連覇達成が近い


球団によっては、2軍は試合の勝ち負けより選手の育成を第一に置くが、阪神は少し違う。あくまでも勝負にこだわり、選手を適材適所で起用することで、チームに役立つ人材の発掘に努めている。

チームを率いるのは平田勝男2軍監督(63)である。1985年のV戦士で、ゴールデングラブ賞4度の名ショート。現役引退後の95年からは野球評論家を挟み、阪神の1軍コーチや2軍の監督、コーチを歴任。明るいキャラクターで人望も厚い。

2002年に星野仙一監督が誕生した際は、明大の後輩にあたることもあり、監督付広報担当兼専用車の運転手の任務に就いた。いまは亡き闘将から「お前の欠点は敵がいないところ」とズバリ指摘されたのが忘れられないそうだ。

阪神一筋。いろんなポストで経験と実績と積み重ね、評価を上げる苦労人。次期監督の有力候補のひとりと見られるのも当然か。