◆スポーツ新聞は消滅寸前? 僕が見た内部事情 

そんな状況なので、僕は日刊スポーツにいる頃から自分の会社の新聞を含め
スポーツ新聞はほとんど読まなかった。

プロ野球の誰がホームランを打ったとか、完封したとか、ペナントレースに
興味がないから、個人記録に興味があるわけがない。
多くの国民も気持ちは同じだろう。

そんな紙面を作っているから、売上も右肩下がりなのは頷ける。
毎年、新入社員が3人ほど入ってきていたが、誰一人として新聞を定期購読している
者はいない。そして若い社員はよく辞めていった。残っているのは40代、50代ばかり。
若者の感性など理解できないおじさん、おばさんが日々の紙面をつくっている。
僕のような早期退職制度を利用して辞めていく者は年に10人ぐらいいて、足りない
分は派遣社員や、60歳で定年になった社員を再雇用してまかなっていると聞く。

おそらくスポーツ新聞はこの先、単独では生き残れないと思う。