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野球 身近に親しんで 魚津市協会と石川投手(ロッテ) ティーボール用具を寄贈

子どもたちが野球を身近に親しむ機会をつくろうと、富山県魚津市の競技関係者らが、ティーボールを軸とした普及活動に力を入れている。市野球協会や市出身プロ野球選手の石川歩投手(千葉ロッテ)が児童や園児に用具を贈っているほか、今年で24回目を迎えたティーボールの小学生大会では、高校球児や大学女子選手が運営を支える。同協会は「野球に興味を持ってもらえるよう、取り組みを続けたい」とする。

 少子化やスポーツの多様化などにより県内の学童野球人口は減り、県軟式野球連盟の登録チームも減少が続く。魚津市でも、かつて13小学校のうち11校に学童野球チームがあったが、学校の再編統合が進み、現在は5校4チームとなった。

 そんな中、市野球協会は昨年から市内5小学校にティーボール用具の寄贈を始めた。野球に限らず運動習慣を身に付けてもらおうと、今年は低学年や女子でも扱いやすい軟らかいボールと短いバットをそろえた。
 野球を知ってほしいとの願いは石川投手も同じ。今年、市内の保育施設15カ所にティーボールの用具一式を贈り、「遊びの中で野球に触れて」と呼びかけた。

 同市では市教委や市少年野球連盟などが連携し、20年以上前からティーボールを取り入れてきた。ティーボールがデモ競技となった2000年とやま国体を前に、1999年から小学生大会を開催。多い年は市内35チームが出場した。

 3日は天神山球場で第24回大会が開かれる。野球の魅力を“後輩”に伝えようと、魚津、魚津工業の両高校野球部員が審判などを務める。8月に市内で行われた全日本大学女子選手権が縁で交流が深まった富山大女子軟式野球部も協力し、保育園への用具寄贈に向けた募金活動を行う予定だ。

 10月20、27の両日はありそドームでティーボール体験会があり、児童10数人ずつがティーに置いたボールを自由に打つ競技の面白さを体感した。市野球協会の吉田信義事務局長は「『初めてだったけど楽しかった』との声がうれしかった。長く野球を続けてもらえるように競技環境を整えていきたい」と話している。