「投げさせろ」大阪桐蔭・前田悠伍、気迫の“零封” 明治神宮大会
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 5点を追う五回の攻撃が始まると、「勝手に」(西谷浩一監督)ブルペンで調整を始めた。21日の準決勝で161球を投げていた。雨天順延のため、決勝は中2日となったものの、西谷監督は「投げられる状態ではあったが、昨日なら投げさせなかったし、今日も展開次第と思っていた」。左腕の疲労度やチーム力の向上を考慮し、リードされた状態で投入するつもりはなかったという。

 だから、前田投手は自身で動いた。「自分が投げて、流れを変えたいと思っていた」。西谷監督は「『投げさせろ』という顔で見てきたので、投げさせないと怒るのかなって」と笑ったが、五回に打線が同点とし、六回に1点を勝ち越した。西谷監督の思う「展開」に合致し、決勝のマウンドに立った。