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「三笘の1ミリ」に決定 スポニチが選ぶW杯流行語大賞 やくみつる氏「W杯がこの時期に…恨みますね」

そんな森保ジャパンに本紙は敬意を表し、独断でW杯流行語大賞を決定。この日までに飛び出した勢いのある新語・流行語から10語を厳選し、識者の意見を踏まえた上で「三笘の1ミリ」を大賞に選んだ。

 大賞候補とした10語は(1)新しい景色(2)ABEMA(3)オレしかいない(4)○○さん(5)ジャイキリ(6)大手のひら返し(7)ドーハの歓喜(8)8強の壁(9)ブラボー(10)三笘の1ミリ。

 開催時期の関係で今月1日に発表された「ユーキャン新語・流行語大賞」の選考には間に合わなかったが、鮮度は抜群だ。実際に同賞の選考委員を務めている漫画家やくみつる氏(63)に意見を求めると「時期が間に合っていたらどれもノミネート30語の中に入っていておかしくない。つくづくW杯がこの時期に開催されたことを恨みますね」とこぼした。

 中でも印象に残ったというのが「三笘の1ミリ」「ドーハの歓喜」「ブラボー」の3語。「トップテン入りする力がある」と絶賛した。1ミリは単に長さだけでなく「1ミリもない」のように最小単位の比喩としてよく使われるが「“三笘の1ミリ”はリアル1ミリ。今後、相撲や野球など他のスポーツでも流用されて広がる可能性がある」と指摘。初戦でドイツから金星を挙げた「ドーハの歓喜」は、93年W杯アジア最終予選の最終戦で後半アディショナルタイムに得点されて本戦初出場を逃した「ドーハの悲劇」の苦い記憶を「上書きした」とした。試合後に長友佑都(36)が絶叫した「ブラボー」は「感情が高ぶったアスリートのリアルな肉声から生まれた。新型コロナウイルス流行後は出にくかった」と説明した。

 どれも強烈なパワーワードだが、本紙の大賞は「三笘の1ミリ」。国際的な議論を呼んだことやサッカー史に残る場面を言い表す言葉であることを加味した。判定に用いられたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に日本の技術が使われている点もプラス材料になった。