京都の有名喫茶店イノダコーヒ「5番テーブル」の秘密 「常連の指定席」は本当か
京都まちなか謎めぐり⑤

 京都を代表する老舗喫茶店の「イノダコーヒ」。本店(京都市中京区)には「5番テーブル」と呼ばれる特別な円卓があるらしく、
インターネット上では「地元京都の常連客のために空けてある席」といった言説が広がる。
どこまでが真実なのだろうか。まずは飛び込んでみよう。

 「常連頭」。こう称される男性の元を訪ねてみた。本店近くで理容室を営む下前國弘さん(77)。
「素性を明かさず朝の7時にでも来てみはったらよろしい。私は60年間、365日行ってますんで」

 数日後。午前7時の開店前から観光客が外で待っていた。「寒いので中でお待ちください」。
開店5分前、店員に招かれ店内へ。ところが既に数人の男性が座って新聞を広げていた。どういうこと?

 下前さんは8人がけの5番テーブルの中央に座っていた。店の奥の席ではスマートフォンを取り出して撮影する観光客もいたが、

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/949948