“代木ボール”巨人2年目左腕が魔球で丸K斬り!「投げてみないと分からない」打者の手元で動く

◇紅白戦 白組3-2紅組(2023年2月17日 沖縄セルラー)

 巨人・原監督が名付けた「代木ボール」が内角に決まった。2―2の3回1死二塁。2番手で登板した高卒2年目左腕の代木が、丸を144キロ直球で見逃し三振に斬った。

 内角ボールゾーンから、ストライクゾーンへスライドして入ってくる「フロントドア」。
ピンチを切り抜け、続く4回は3者凡退。2回1安打無失点に「(見逃し三振は)インコースを狙ったボールが“真っスラ”しました。アピールする中で抑えるのが大切なので、強い気持ちで臨みました」と胸を張った。

 打者の手元で動く速球が持ち味。「僕だけのボール。教えても投げられないと思う。
もっともっと磨いていきたい」と意欲を見せる。
「投げてみないと分からない」という軌道は、スライド回転だけではなく、きれいなフォーシームになることもあれば、シュート気味に変化することもある。自分でも予測不能なボールが「代木ボール」だ。

 オフにはウエートトレなど過酷なメニューをこなし、体重は4キロ増の94キロになった。
直球の最速は昨年を2キロ更新する147キロを計測。原監督は「体全体が強くなって、ボールも強くなっている。
いろいろ課題はあるでしょうけど、ステージは着実に上がっている」と高評価を口にした。

 キャンプは2軍スタートだったが、11日の紅白戦で好投し沖縄キャンプから1軍に昇格。
初の開幕1軍入りへ、独特の変化をする得意球で、アピールを続ける。(川島 毅洋)