藤田悠太郎(福岡大大濠)、巨人・阪神など視察

2023年07月05日
7/5、スポーツニッポン4面より 

藤田悠太郎(福岡大大濠高・捕手)
170cm・右投右打

ボール球に手を出さない4番打者は怖い。福岡大大濠の藤田がバットを振らずに初回の大量点を引き出した。
1死から安打と死球で得た一、二塁の場面。
「甘い所に来ないのは慣れている。練習でもいつも厳しい所に投げられるのでそれをプラスに考えている。つなぐことも大事だと思う」。

無理打ちはせずストレートの四球で満塁とすると5番・日高が右前打、さらに高田が満塁本塁打で続き、一挙に5点を先制。
打ち気にはやってボール球を追いかけない藤田の冷静さが福岡大大濠の大量先制点につながっている。

1年秋から正捕手を務め、高校通算43本塁打の強打者で主将。
プロの注目も集め、この日は水野雄仁スカウト部長が直々に足を運んだ巨人や阪神など複数球団がスタンドに集結し、藤田の一投一打をチェックした。

3回無死二塁には「監督から右打ちの指示があったので」と外角球を右翼線に落とす適時打。
4回の無死一、二塁は「ちょっと力んで詰まってしまった」と惜しくもフェンス超えはならなかったが特大の中飛を打ち上げ、スタンドのどよめきを誘った。

藤田の1安打1打点2得点の活躍でチームは好発進。それでも「まだ走塁や守備など課題もあったのでしっかり修正したい」と主将らしく表情を引き締めていた。

(7月4日 福岡大会2回戦 福岡大大堀 13ー0 福岡舞鶴)