藤井の梅野評
 「目配り、気配り、思いやり。足らないわけじゃないけど、先輩と後輩を受けるのでは違うように感じた。視野を広くというか、人の気持ちに寄り添うというかね」

 現役時代から大切にする信念があった。野球は捕手のサインからプレーが始まる。投手がうなずき、野手が動く。選手だけじゃなく、家族の人生も背負う選択。だからこそ、根拠が必要だ。当時の担当コーチから伝えられた言葉だ。
「野球のポジションを見ても分かるように、残りの8人が捕手を見ているでしょ。捕手がサインを出して、プレーが始まる。すごく見られているわけですよ。これが7カ月。トータルしたらすごい数、行動を見られている。だからこそ言葉だけじゃなく、行動で示せる選手になってほしい」