カット打法“禁止” きっかけは巨人・阿部の父「バントだ」

習志野の捕手・阿部(巨人・阿部慎之助捕手の父)が「バントだ」とアピール。2度目に郷司球審から「フォロースルーをするように」と警告された。警告後の前原はカット打法はせず、2打数無安打で四球もゼロだった。

 これを機に17項が設定され、92年センバツ決勝で東海大相模の吉田(元近鉄)が帝京のエース三沢(元巨人)の投球をカットし、スリーバント失敗に取られた。

 ▼阿部東司さん(58) あの時はバッターがグリップを握った時、右手と左手が離れていてバントのように打ったから審判に言った。今回の千葉君は両手を離して構えていたけど、振る時には両手がしっかりくっついて打っていた。だから、この子はあの時と似てるけど、ちょっと違う。問題ないと思って見ていた。

◆プロ野球も含めた日本における野球の公式ルールを定めた公認野球規則では、「カット打法」への規制はない。しかし、高校野球には特別規則があり、その17項目にあるバントの定義で「自分の好む投球を待つために、打者が意識的にファウルするような、いわゆる“カット打法”はそのときの打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、審判員がバントと判断する場合もある」と書かれている。