前回、21日のDeNA戦(横浜)では5回を投げて7安打を浴び、自己ワーストの自責6(7失点)。打撃陣の援護もあって負けはつかなかったが、エースらしからぬ内容だった。そして、この日も…。

 0-0の二回だ。先頭の赤羽の三ゴロを捕球した佐藤輝明内野手(27)が一塁へ悪送球。続く岩田に右前に運ばれ無死一、二塁となり、ここで古賀が放った右中間への飛球を、福島圭音外野手(24)&森下翔太外野手(25)が連係ミスで捕球できなかった(記録は安打)。

 ここでこそ踏ん張りたかったが、才木はズルズルと崩れてしまう。一、三塁から武岡にも右前に運ばれて2点目を献上すると、投手の吉村に四球を与えて満塁に。制球が定まらず、フォークボールも思うように操れない。マウンド上で首をひねるシーンを何度も見せられては、虎将としても看過できなかった。

 「形を気にしてやってるように映りましたので。メカニック的なところっていうのは、あんなところで(出すもの)じゃない」と言い切った。

 この回に大量6失点。立ち直る機会を与える選択肢もあったが、三回の打席で代打を告げた。理由は「最高のパフォーマンスを見せに行くというのが1軍の舞台」という一点だった。

 藤川監督は「自覚を持ってると思いますから、次回に期待するというところですね」と2軍降格は否定した。順当なら5日の中日戦(バンテリンドーム)での先発が有力。同じ失敗を3度繰り返すわけにはいかない。(三木建次)