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中卒乙

「総合力に欠けるが決め球で勝負する投手」とは、制球力やフィールディング、スタミナなどの総合力は粗削り(または平均以下)であるものの、誰も打てない絶対的な「魔球」や「圧倒的なストレート」だけで打者をねじ伏せるタイプのピッチャーです。
主に「劇場型」と呼ばれるクローザー(抑え)や、三振か四球かの極端なリリーフ投手に多く見られます。
具体的なプロ野球選手(元選手含む)の実例
1. 澤村拓一(千葉ロッテマリーンズなど)特徴: 150km/h台後半の爆速ストレートと、150km/h近い超高速スプリット(フォーク)。欠ける総合力: コントロールのバラつきが大きく、突如としてフォアボールを連発する。決め球での勝負: 指にかかった時のストレートとスプリットは、メジャーリーグの打者すら一歩も動けない破壊力を持つ。
2. ロベルト・スアレス(サンディエゴ・パドレス / 元阪神タイガース)特徴: 常時160km/hを超える超剛速球。欠ける総合力: 球種がほぼストレートとツーシーム(シンカー)のみ。細かいコースの出し入れやクイックモーション、フィールディングなどは大雑把。決め球での勝負: 「分かっていても打てない」圧倒的な球速と球威だけで、打者を力でねじ伏せる。
3. クリス・マーティン(元北海道日本ハムファイターズなど)※NPB初期時代特徴: 角度のある高出力ストレートと、鋭く落ちるカットボールやフォーク。欠ける総合力: 来日当初はクイックモーションが非常に遅く、ランナーを出すと簡単に盗塁を許す弱点があった(後に改善)。決め球での勝負: 走者を進められても、最後はバットに当てさせない圧倒的な球威で三振を奪い、力技で無失点に抑え込む。
4. 元祖・劇場型リリーフ陣(千賀滉大の「お化けフォーク」や藤川球児の「火の玉ストレート」のブレイク前など)特徴: 育成時代の千賀投手や若き日の藤川投手など、一芸が突出している時期。欠ける総合力: スタミナ不足、制球難、バント処理のミスなど課題が山積み。決め球での勝負: ひとたびカウントが整えば、分かっていても当たらない魔球(フォーク・ストレート)で三振をもぎ取る。