起訴猶予とは、犯罪の証拠が揃っており有罪にできる可能性が高いにもかかわらず、検察官の裁量で「今回は裁判にかけない(不起訴にする)」と決める処分のことです。日本の刑事手続きにおける仕組みと特徴は以下の通りです。起訴猶予の主な特徴前科はつかない: 裁判を受けないため、前科(有罪判決の履歴)はつきません。ただし、警察や検察の捜査記録としては残ります(前歴)。罪を認めていることが前提: 一般的に、被疑者が容疑を認め、反省しているケースで適用されます。示談が大きく影響する: 被害者との間で示談が成立し、被害感情が和らいでいることが、起訴猶予になる最大の要因の一つとなります。