菊池雄星 西武時代の同僚ウルフさん追悼「もう言葉が出なかった」助言受け試合前の食事を米国流に変更
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 エンゼルスの菊池雄星投手(33)が16日(日本時間17日)、本拠地でのマリナーズ戦に先発登板。4回1/3で今季最多の99球を投げ、5安打5失点(自責点4)5四球4三振だった。試合後には西部時代の同僚で、45歳で死去したNPB通算56勝右腕ブライアン・ウルフさんを追悼した。

 試合後の取材で、菊池はこの日死去したことが公表されたウルフさんに言及。西武時代から親交が深く、英会話の教師役を務め、メジャー移籍後も連絡を取り合っていた友の死に「もう彼がいなかったら、僕は本当にここに今いるかなっていうくらい影響を受けましたね。アメリカでもよく会っていましたし、昨日西武の関係者から連絡が来たときもう寝る直前だったんですけど、もう言葉が出なかった。ショックというか言葉が出なかったですね」と沈痛な面持ちで言葉を絞り出した。

 また「3年プレーもしましたけど、僕がメジャーに来たいってことを彼は知っていたので、“メジャーではこうだよ”とか、“うどんなんか試合前は出ないんだから、ピザ食っとけ”とか言ってですね。強制的に試合の前日にそれまでうどんしか食べなかったんですけど、ハンバーガーを食べて投げたり、ピザを食べて投げたり。そういうアメリカに適応するためにこういうのに慣れとけみたいな、そういうこともよくやってくれる本当に優しい人だったんでショックですね」と西武時代の思い出を語った。

 ウルフさんは1999年のMLBドラフト6巡目(全体179位)でツインズから指名され、07年にブルージェイズでメジャーデビュー。09年までの3年間でMLB通算72試合に登板し5勝5敗、防御率3・81。10年に日本ハムに入団し、同年は主に救援で42試合に登板。翌11年から先発に転向し、同年は12勝、12年も10勝を挙げるなど2年連続2桁勝利をマークした。14、15年の2年間はソフトバンクでプレー。16年から3年間は西武でプレーし、NPB通算167試合で56勝40敗3セーブ、防御率3・43。18年限りで現役を退いた。