地方の”逸材”最速156キロ右腕の潜在能力に日米が注目 千葉商科大・吉川凌平、視察の中日スカウトも「体のバランスいい」と評価 (中日スポーツ)
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 地方リーグにも逸材がいる。最速156キロを誇る千葉商科大の吉川凌平投手(22)=習志野=だ。
27日は千葉県習志野市の千葉工大グラウンドで行われた千葉県1部秋季リーグの東京情報大戦に先発登板し、毎回の12三振を奪って完封勝利を挙げた。

 無印の大型右腕が実力の片りんを見せた。延長11回を投げきった22日の同リーグ・国際武道大戦から中4日で登板した吉川。
直球は最速147キロ止まりだったが、多彩な変化球を織り交ぜて初回の1得点を守り切った。「1イニングずつ丁寧にと思っていました。
うまく打者の狙いを外せたと思います」。今秋は4戦全てで最後までマウンドを守っている。

 全国大会とは無縁ながら、186センチ、93キロの体にはロマンが詰まっている。千葉県の強豪・習志野高では1年秋からベンチ入りしながら背番号1をつかめなかったが、
大学進学後に才能が開花。高校3年時は最速139キロだった球速を昨秋に156キロまで伸ばすと、メジャー3球団のスカウトが視察に訪れた。
潜在能力を日米のプロ球団が注目しており、この日に視察した中日の永野吉成チーフスカウトは「投げるスタミナがあるし、体のバランスもいい」と評価した。

 既に12球団から調査書が届いている。「中学のころからプロ野球選手になると思って過ごしてきました」と吉川。間近に迫ってきた”運命の日”を待つ。

 ▼吉川凌平(よしかわ・りょうへい)2004年7月16日生まれ、千葉県船橋市出身の22歳。186センチ、93キロ、右投げ右打ち。
小学3年の時に金杉台ジュニアシーダースで軟式野球を始める。千葉・習志野高では1年秋から背番号18でベンチ入りしたが、春夏の甲子園出場はなかった。
千葉商大では3年春から主戦を務め、最速は3年秋に計測した156キロ。持ち球はカーブ、スライダー、カットボール、フォーク、チェンジアップ、ツーシーム。