2008年05月03日
雨降り

雨がコンクリートを叩く音を遠くに聞きながら目を覚ました。今日は朝から降っているらしい。
目を開いて寝床から起き上がり、窓の外に目をやる。風こそないが強かな降りだ。

こんな雨の日は自然とモノに手が伸びる。

晴れが日常だとするなら、雨降りは日常とは少し違う。
そんな少しの違いが俺にちょっとした興奮を与えてくれる。
服を脱ぎ捨て、日常とは少し違う世界と対峙する。

椅子に腰掛けモノを取り出す。少しずつ刺激を与えると、ゆっくりと起き上がった。
目を閉じて雨音に耳を傾けながらそれを擦る。
コンクリートを叩く音、木の葉を叩く音に意識を向けながらゆっくりと感じ、高めていく。
心は静かな湖面のように落ち着いている。
そして迎える絶頂を余すことなく受け止め、深い快楽を感じ入る。