世界の科学技術「米中2強」に 中国、論文4分野で首位
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO17574100S7A610C1I00000/?dg=1
技術革新の源泉となる科学研究論文で、コンピューター科学や化学など4分野で中国が
世界トップにたったことが文部科学省所管の科学技術振興機構の調査でわかった。
主要8分野を米国と分け合った形で、米国1強から「米中2強」の時代に突入した。

2015年時点で「コンピューター科学・数学」「化学」「材料科学」「工学」で中国が首位。
米国は「物理学」「環境・地球科学」「臨床医学」「基礎生命科学」で1位だった。
 中国の
躍進ぶりを象徴するのが、スーパーコンピュータや暗号技術など安全保障に関わるコンピューター科学だ。
21%が中国の研究者の成果で、17%の米国を抜いた。2000年時点では3%にすぎず、
米国の20分の1以下だった。スパコンの性能でも2013年から中国製が世界1位。16年は1、2位を独占した

躍進を支えるのが潤沢な資金と人材への投資だ。研究費は00年ごろは官民合わせても5兆円ほどだったが、
14年には38兆円と急拡大。18兆〜19兆円前後で推移する日本の2倍で、米国の46兆円に迫る。
先進国で学んだ中国人研究者を呼び戻しているほか、留学や派遣を通じて海外の研究人脈と太いパイプを築く。