【ロボット新潮流! vol.1】
東京大学大学院・松尾豊 特任准教授インタビュー(下)
経済産業省 METI Journal
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00449273?page2=00449273

―専門知識は先進国が有利ですが、簡単なデータ加工は新興国など人件費の低い社会の方が有利ですね。

 「最近、エチオピアを訪ねる機会があった。
貧しく道路や家はボロボロで、料理もあまり美味しくない。
だが服と車はきれいで日本で売られている商品とあまり変わらなかった。
これはアジアで安く生産され、世界中に流通しているためだ。
衣服や車、食材などデリバー(物流で運べる)できる商品は
後進国も先進国もほぼ変わらず、
建物や交通インフラ、料理など、
デリバーできないモノ、
その場で作らねばならない料理や建築物は貧しいままだ。
だが、これらもロボットによってデリバーできるようになる。
人間がその場で作ってきたのは、目が必要だったからだ。
目を持ったロボットが代わりに働けば、世界中、同じ品質の仕事ができる。
今後、商品やサービス、インフラも世界中で差がなくなっていく」