https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGG064670W1A100C2000000?unlock=1
水素は期待が先行しすぎている。夢の燃料かのように語られているが、どこかで水素自体を大量に作る必要がある。
高価なため、代わりがきかないときにだけ使うものだ。乗用車や暖房には使わないだろう。電気自動車やヒートポンプのほうがはるかにエネルギー効率がいい。
化学や鉄鋼、そして日も照らず風も吹かないときのためのバックアップ電源だ。水素は石油やガスをすべて置き換えられる奇跡の燃料ではない。

(Patrick Graichen 2001年独連邦環境省入省。07年に気候・エネルギー政策の責任者となる。)