IBMのクリシュナCEO、「AIは重要な転換点に近づいている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/be64d2f1c8a7d532ee4b766307a40772a3f6a3da

>米国ボストンで開催された「IBM Think」カンファレンスに先立ち、最高経営責任者(CEO)のArvind Krishna氏は取材陣に対して、グローバル市場は人工知能(AI)の重要な転換点を迎えようとしており、大幅な生産性拡大を実現する可能性があると語った。
この主張を裏付けるように、IBMは、「2022 Global AI Adoption Index」(世界のAI導入状況2022年)を発表した。意思決定権を持つ上級管理職7502人を対象とした調査だ。

これによると、現在事業にAIを取り入れている企業は35%で、前年から4ポイント増加している。また、企業の30%は、AIや自動化関連の最新ソフトウェアやツールを導入することで、従業員の時間節約につながったと回答した。
Krishna氏は、これらの数字は今後も着実に伸び続け、「50%前後で転換点を迎えるだろう。その後は90%まで急上昇する。つまり、今はこの転換点まであと少しの地点で、それはこうした生産性を引き出すものになる」と述べた。

同氏はPWCのレポートに言及し、AIの導入がこのレベルまで拡大すれば、2030年までにおよそ16兆ドル(約2000兆円)規模の経済効果が期待できると述べている。
Krishna氏は、究極のムーンショットともいえる汎用化されたAIの開発について、実現には遠く及ばないと考えていると述べた。科学者を対象に行った各種調査によると、そのようなAIが実現するのは2050〜2075年あたりになるというのが大方の見方だという。