安全性について:米国では、2021年11月3日~12月19日までに5~11歳の小児に約870万回のファイザー社製ワクチンが接種され、42,504人が自発的な健康状況調査(v-safe)に登録されました。2回接種後、局所反応が57.5%、全身反応が40.9%に認められ、発熱は1回目接種後7.9%、2回目接種後13.4%に認められました24)。上記と同期間に、米国の予防接種安全性監視システム(VAERS)には、4,249件の副反応疑い報告がありました。このうち97.6%(4,149件)が非重篤でした。重篤として報告された100件(2.4%)の中で最も多かったのが発熱(29件)でした24)。接種後の心筋炎は、2回接種後100万接種当たり男児2.7件、女児0.8件と、いずれも12歳以上と比べて少なくなっています(2022年4月21日までのデータ)25)。
 国内では、2022年6月12日までに5~11歳の小児に推定2,464,581回(1回目・2回目の総数)のファイザー社製ワクチンが接種され、医療機関から副反応疑いとして報告されたのが、1回目は0.0047%(62件)、2回目は0.0033%(38件)と12歳以上よりも低い頻度でした。製造販売企業から報告された心筋炎疑い例は男女合わせて6件で、2回接種後100万回接種当たり2.6件と、米国男児の報告と変わりませんでした26)。副反応の詳細を調査した岡山県の報告でも、小児は成人より接種後早期の副反応が軽い傾向にありました27)。