>>170の続き
小説調になりますが、一応実話です。
嫌悪感を覚える方がいれば止めますのでm(_ _)m

俺もここでさっさと土下座して謝ればその場は収まるのだが、大好きな兄の事を悪く言われて頭に血が昇ったのだろう。
災害派遣の事や、当時まだやり始めの国際貢献の事、旧共産主義圏の脅威等、自分なりに集めた知識で徹底抗戦した。
だが、所詮多勢に無勢。俺が悪いとの結論ありきで状況は転がった。
終いには日教組担任がツカツカ出て来て、俺に往復ビンタ。
ひとりが謝れコールをすると、他の連中も追随した。

もうダメかと思っていた時、教室内に響く謝れコールをかき消したのが、机を本で強く叩く音だった。
音の主は、同じ塾に通う女子(以下、A子)だった。
A子「さっきから聞いていれば、何なの?俺君が何をしたの?俺君のお兄さんが平和の敵だからって、何で俺君が吊るし上げられなきゃならないの?」
告げ口女「(俺を指差して)A子さん、こんな妖怪変化の事をかばうの?」
A子「当たり前じゃない。あたし、俺君のお兄さんを知っているけど、あの人はそんな悪い人じゃない」
告げ口女「悪くない人が何で人殺しの練習なんかしてるの?」
A子「あんた、俺君の言う事聞いてなかった?人を殺す訓練じゃなくて、人を助ける訓練をしてるんだって」
A子と告げ口女の噛み合わない論戦がヒートアップして来た頃に、日教組担任が間に入り込んでいきなりA子に一発ビンタをお見舞い。
流石日教組教師。平和の敵には男女関係なし(冷笑)
A子「俺君、行こう」
真っ赤に腫らした頬に涙を浮かべながら、俺の手を引いて教室を後にした。
その後、俺とA子がこの教室に入る事はなかった。

(更に続く予定)