>>171の続き

翌朝。
学校に来たものの、教室には行き辛かった。
正門前で散々迷った挙句、行く所はひとつしかなかった。
保健室。
病気がちだった俺にとって、何かとお世話になる機会の多かった養護教諭の先生。
本当に優しい先生で、事情を話せば何とかなると思って保健室のドアを開けた。
A子「あら、俺君。おはよう」
考える事はどうやら一緒だったようだ。教科書とノートを机に広げて、既にA子は勉強中だった。
養護先生「事情はA子さんから聞いたわ。落ち着くまでここにいなさい」
正直、すぐに追い返されると思っていたが、あっさりと受け入れられた上にA子までいて、不覚にも涙が出てしまった。
それから、保健室でA子と一緒に勉強し、時には養護先生にこき使われる(笑)日が始まった。
時々日教組担任からの命令で、クラス委員が教室に戻るように説得に来る事があったが、大抵A子が追い返した。
結局、卒業まで日教組担任が直接説得に来た事はなかったな。。

ある朝、保健室のドアに俺とA子の名前を書いた相合傘の紙が貼られていたが、A子は笑顔でその紙を剥がした。
A子「嬉しいね。あたし達の事を認める人がいるんだ」
顔は笑っていたが、目が笑っていなかった。恐かった。
ちなみに、犯人は告げ口女。筆跡でバレバレですから。残念。

(もうちょっと続くorz)