産経の風見鶏が分かります。


「もう政治には関わらない」公選法違反事件の田母神俊雄被告 被告人質問で露呈した“脇の甘さ”
2016.11.17 18:41

「報酬支払いを元陣営幹部から提案されたとき、あまりに多額だと感じ、中止させようと考えた。自分では了承したつもりはない」。
平成26年2月の東京都知事選に出馬した際、選挙運動員に報酬として現金を配ったとして、公職選挙法違反(運動員買収)罪に問われた元航空幕僚長、田母神(たもがみ)俊雄被告(68)は、17日の公判で行われた被告人質問で、改めて無罪を主張した。
この日は弁護側からの質問のみを実施。検察側の質問は次回に行われる。

もう政治に関わらない

田母神被告は取り調べで、検察官から「部下が正直に認めているのに、指揮官が嘘をついて言い逃れをしようとして恥ずかしくないのか」「女々しいぞ」などと怒鳴られたなどのエピソードなども明らかにした。

これについて田母神被告は「自分の選挙でこういうことが起きてしまった道義的責任は感じている。
指揮官として責任を取らないといけないのではないか、無罪を主張していいのかという気持ちもあった。
しかし、やっていないことを認めて、罪になるのは自分で認められない」と主張。
その一方で、「今後はどんな判決が出ても、政治に携わることはない」とする考えを明かした。

 田母神被告がどこまで真実を語っているかは本人のみぞ知る。
しかし今回の事件で、法律に対する無知さや、陣営幹部による横領に長期間気付かなかったという危機管理の甘さ、周囲の言いなりになっていたという主体性のなさなどが明らかになった。

 一時は“保守派のスター”ともてはやされた田母神被告の実像が浮かび上がったことが、この裁判の最も大きな意義なのかもしれない。

http://www.sankei.com/smp/affairs/news/161117/afr1611170020-s1.html