予備役ブルーリボンの会の伊藤祐靖氏の著書より引用
 同様の謎は他にいくらでもある。自衛隊体育学校はなぜあるのか。陸海空自衛隊はどうしてそれぞれ音楽隊を持っているのか。国家防衛との関係が判らない。限られた防衛予算を費やす理由が判らない。
「普段は社会人や学生としてそれぞれの職業に従事しながら、一方では自衛官として必要とされる練度を維持するために訓練に応じるもの」とされる予備自衛官もわけが判らない制度だ。
元自衛官ならまだしも、そうではない人もいて、予備自衛官は年間五日しか訓練しない。それで、何をしようというのだろう。年五日しか訓練しないのだから、六十年いたって三百日、一年に充たない。
なのに、階級を持ち、それも自動的に上がっていく。草野球だって、年間五日しか練習しない人が、胸を張って試合に臨まないだろう。